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住み慣れた地域・自宅で過ごす
先日定期的に行われている在宅と緩和ケアの勉強会に参加しました。
在宅医療に携わっている医師や看護師、薬剤師、ケアマネージャー
などが集まり、職の垣根を超えた活気のある話し合いとなりました。
そこで訪問診療や看護が何をしているかを、もっとアピールをする
必要があるのかもしれないと感じました。
自宅に医療者が来ることをためらう患者さんご家族もいらっしゃる
と思いますが、ご家族にもお話を聞きながら、病院の外来診療だけ
では難しい日々の体調管理や療養相談・日常生活のアドバイスなど、
地域で患者さんを支えていくのが在宅診療です。
病院に通院しながら訪問診療や訪問看護を受けられるので、大事な
治療を受け続けるために、病院の先生とタッグを組んで地域の多職
種と共に患者さんをサポートすることが出来ます。
患者さんの希望に沿った医療や療養先の選定などは、患者さんから
の意思表示が不可欠です。希望はその時の状況や体調によって変わ
ることを前提とし繰り返し話し合いをしますが、その過程をACP
(アドバンスケアプランニング、人生会議)といいます。
当院ではより安心してご自宅で過ごせるように訪問看護ステーショ
ンと連携して訪問診療をしています。
<在宅医療の流れ>
✿入院中の方は主治医またはケアマネージャーにご相談いただき、
地域連携室などを通して当院にご連絡してください。
✿ご自宅にいる方は直接当院、あるいはケアマネージャーへご相談
ください。その際はなるべく病名や病状のわかる紹介状を準備して
いただくとスムーズです。
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